
第15回大会まで残り一か月を切りました。
現在、私自身は期待と不安を抱えて過ごしているわけですが、第15回大会の大会長を拝命した約一年前のことを振り返り、その当時私の頭に浮かんだ二つのことについてお話したいと思います。
一つ目は、はたして私に務まるのか、とういうことでした。その頃は理事を3期目で退任することを表明しており、第14回大会での総会をもってそれ以降は理事ではなく、一人の技士会員として過ごし、プライベートでは海で波と魚と戯れる日々を想像していた矢先のことでした。しかしながら、理事3期(6年)の経験や現在の理事・委員の方々のことを考えると、自然と不安はなくなっておりました。
二つ目は、自施設では得られない経験をすることによって、人間として成長させていただいたことへの恩返しをしたい、ということでした。私自身のモットーとして、「上から受けた恩は下に返す」ということを公私において意識しており、私が大会長をすることで、少しでも若い技士会員の皆様に今後の成長のためとなる経験をしてもらえるなら、という気持ちから、大会長について二つ返事をした次第です。
実際、理事をすることで得られた経験は、仕事の面でも自身の成長に繋がっていると考えます。
是非、技士会員の皆様には利己的な考えで構わないので、技士会活動をしてみてもらえたら、と思います。
さて、第15回大会に開催に向けて色々とご迷惑をかけながらも、技士会員の皆様、企業の皆様、自施設スタッフのおかげで、無事に開催することができそうです。
プログラムにつきましても、一般演題は13演題と去年よりも増え、学生さんからの応募もあり、大変ありがたく存じます。
また、協賛につきましても企業展示、広告、セミナーと各企業様にご応募いただき、誠にありがとうございます。
最後になりますが、私自身、第15回大会に向けて黒さに一段と磨きをかけ、しっかりと自分自身を仕上げて参る所存です。
それでは第15回大会ならびに大会後の意見交換会にて、皆様の元気な姿とお会いできることを楽しみしています。
文責:東村厚彦
第15回香川県臨床工学技士会学術大会 大会長